DIFFICULTY
毎年変わる温度・湿度
梨は軽微な気候の変化にも強く影響されます。近年は特に気温が上昇してくる時期が毎年異なったり、収穫直前の大切な時期に雹(ひょう)が降ってきたりと、梨農家の頭を悩ませる気候となっています。梨農家の仕事があるのは夏~秋だけと思われている方も多いかもしれないのですが、冬には剪定(いらない枝を切る作業)や老木の植え替え、春には交配(受粉させる作業)、継続的な摘果作業と、実は年間を通して夏に向けた準備をしています。そんな1年間の準備がちょっとした温度・湿度の変化で台無しになることもあり、なかなかマニュアル化できないのが梨栽培の難しさです。
INTERESTING
試行錯誤の積み重ね
とはいえ、そんな温度・湿度の変化に合わせて工夫を重ねていくのが梨農家としての面白さです。毎年まったく同じ時期に同じ作業をするわけではなく、梨の樹木の状態や果実の生育状況をみて都度最適な処置を行ないます。うまくいくこともあれば思うようにいかないこともあり、そんな試行錯誤の積み重ねが梨栽培の醍醐味といえるでしょう。いまも毎年楽しく学んでおります。
PROFOUND
こだわりの土づくり
上質な梨をつくるには、枝を調整したり老木を植え替えたり(樹木の手入れ)、果実の数を調整したりするのも大切ですが、実は土づくりも同じぐらい重要です。ここに梨栽培の奥深さがあると感じています。当園では有機質(推肥、魚紛、油粕、米ぬか等)の肥料を主体として栽培しておりますので、安心で、みずみずしく甘い梨を収穫することが出来ます。今後も土づくりには人一倍こだわってまいります。